病院で生まれてからそのまま病院で過ごしている子どもたちや、長い入院生活を送る子どもたち、そして、そのそばで日々を支えるご家族がいることは、以前から聞いていました。子どもたちの中には、さまざまな医療用チューブや機器を装着しているため、そのままでは一般的な着物を着ることが難しい子どももいます。そのような中、寝たままでも、医療用チューブや機器を装着したままでも着られるよう、着物に特別な加工を施し、子どもたちに着物を着る機会を届ける活動があることを知りました。その思いに深く共感しました。私たちにできることとして、社員食堂に期間限定の「着物回収BOX」を設置したところ、成人式の振袖や七五三の衣装、小物など、思い出の詰まった品々が数多く寄せられました。集まった着物は、子どもたちが無理なく着られる衣装へと生まれ変わり、病院での撮影会では、その衣装を身に着けた子どもたちを囲んで、ご家族そろって記念写真に収まりました。子どもたちとご家族が笑顔を交わす姿に、私たちの心も温かくなりました。治療や服薬に向き合う日々の中で、一緒に笑顔になり、家族の思い出を残せる時間には、大切な意味があると感じています。一人ひとりにできることは小さくても、持ち寄ることで誰かの笑顔につながります。これからも、私たちにできることを重ねながら、しろくま応援団の取り組みを応援してまいります。
